第108回全国高校野球選手権栃木大会は7月26日、宇都宮市のエイジェックスタジアムで決勝が行われ、佐野日大が国学院栃木を延長10回タイブレークの末、5―4で破りました。
佐野日大は2010年以来、16年ぶり7度目となる夏の甲子園出場。今春の選抜大会にも出場しており、春夏連続での甲子園となります。
試合は両校の投手陣が踏ん張り、序盤は得点の入らない展開となりました。
佐野日大は5回裏、2死一、二塁から杉田侑也選手の中前適時打で1点を先制。しかし、国学院栃木も直後の6回表、大森選選手の左前適時打で同点に追いつきます。
1―1のまま迎えた9回表、国学院栃木は2死二塁から代打・渡部煌惺選手が中前適時打を放ち、勝ち越しに成功。
後がなくなった佐野日大でしたが、9回裏に代打・吉沢悠選手が安打で出塁。送りバントなどで2死三塁とすると、1番の桜岡稜万選手が左前適時打を放ち、土壇場で2―2の同点に追いつきました。
試合は無死一、二塁から始まる延長10回のタイブレークに突入しました。
国学院栃木は10回表、相手の守備の乱れと大森選手の内野ゴロで2点を奪い、4―2とリード。佐野日大もその裏、送りバントで走者を進め、代打・青木裕弥選手の遊撃ゴロの間に1点を返します。
なおも2死三塁。打席に立った6番・小島颯人選手が右翼スタンドへ逆転の2点本塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを決めました。
小島選手は2年生。この一打が練習試合を含めて高校で初めての本塁打だったといいます。県大会決勝、しかも甲子園出場を決める場面で飛び出した一発が、激闘に終止符を打ちました。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 国学院栃木 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 |
| 佐野日大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3X | 5 |
佐野日大は準決勝で作新学院を5―0で破り、決勝へ進出。最後まで諦めない粘り強さで国学院栃木との接戦も制し、16年ぶりとなる夏の甲子園への切符をつかみました。
9回2死からの同点打、そして高校初本塁打がサヨナラ2ラン。決勝にふさわしい、最後まで目が離せない試合でした。甲子園でも栃木代表・佐野日大の戦いぶりに注目です。
- 第108回選手権栃木大会決勝は、佐野日大が国学院栃木を延長10回タイブレークの末5―4で下した
- 佐野日大は2010年以来16年ぶり7度目の夏の甲子園出場(春夏連続)
- 9回2死から桜岡稜万選手の適時打で同点、延長10回に2年生・小島颯人選手が逆転サヨナラ2ラン
- 小島選手にとって練習試合を含め高校初の本塁打だった


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