滝は鮮やかに、
湖はしっとりと。
最盛期の竜頭ノ滝と、見ごろが始まった湯ノ湖。2026年10月19日の奥日光を、小夏と訪れました。
2026年10月19日、紅葉シーズンを迎えた奥日光へ、愛犬の小夏と出かけてきました。
訪れたのは、奥日光を代表する紅葉スポットの「竜頭ノ滝(りゅうずのたき)」と「湯ノ湖(ゆのこ)」。勢いよく流れる水を紅葉が囲む竜頭ノ滝と、静かな湖面の向こうに色づいた森が広がる湯ノ湖。同じ奥日光でも、それぞれ表情の違う秋の景色を楽しめました。
実際に歩いた様子と、2026年の紅葉状況を写真で紹介します。
竜頭ノ滝(10/17時点)
最盛期
湯ノ湖(10/17時点)
見ごろ始まり
訪れた日
10月19日(月)
竜頭ノ滝は、紅葉が最盛期
最初に訪れたのは、竜頭ノ滝です。日光市観光協会の紅葉状況では、10月17日時点で竜頭滝は「全体的に最盛期」。訪れた10月19日も、滝のまわりは赤やオレンジ、黄色に色づいた木々でいっぱいでした。
竜頭ノ滝は、男体山の噴火でできた溶岩の上を、約210mにわたって流れ落ちる渓流瀑。9月下旬ごろから始まる紅葉は、日光市内でもっとも早く色づくと言われています(日光旅ナビ「竜頭滝」)。
遊歩道からは、流れと紅葉が目の前に
竜頭ノ滝といえば、観瀑台から眺める滝つぼの景色が有名です。今回、個人的にいちばん印象に残ったのは、滝沿いの遊歩道から見た景色でした。
岩の上を何段にも分かれて流れていく白い水と、そのまわりを囲む赤やオレンジの葉。滝のすぐそばを歩きながら、流れと紅葉をかなり近い距離で楽しめます。
水の白と紅葉の色がくっきり分かれるので、写真を撮る場所としてもおすすめです。
落ち葉の遊歩道を、小夏と
落ち葉が積もった道を歩くと、一気に秋らしい雰囲気に。今回は小夏も一緒に、この遊歩道を歩きました。
竜頭滝は、日光市観光協会の公式サイトで「ペット連れにおすすめ」のスポットに挙げられています(日光旅ナビ「竜頭滝」)。紅葉の時期は人通りも多いので、リードは短めに持って、すれ違う人に配慮しながら歩くと安心です。
滝のすぐそばにある「龍頭之茶屋」は、屋外席と屋内の一部でペット同伴OK。日光旅ナビのペット連れ観光の特集でも紹介されていて、散策途中のひと休みに使えます。
途中の戦場ヶ原は、幻想的な色づき
竜頭ノ滝から湯ノ湖へ向かう途中、車で通りかかったのが戦場ヶ原です。車窓から見る戦場ヶ原は、とにかく見事に色づいていて、幻想的ですらありました。
日光市観光協会の紅葉状況でも、10月17日時点で戦場ヶ原・小田代原の木々は「ミズナラの黄葉が見ごろ」。少しずつ落葉も始まっているとのことなので、見たい人は早めに出かけるのがおすすめです。
ただし戦場ヶ原では、環境省日光自然環境事務所が「戦場ヶ原の利用マナー8箇条」で、ペットの同伴を控えるよう呼びかけています(環境省「戦場ヶ原の利用マナー8箇条」)。今回は小夏が一緒だったため、散策はせず車から景色を楽しみました。
湯ノ湖は、落ち着いた色の紅葉
竜頭ノ滝からさらに奥へ進んで、湯ノ湖へ。10月17日時点で、日光市観光協会は湯ノ湖・湯滝について「見ごろが始まりました」と案内しています。
この日の湯ノ湖は、黄色や茶色、オレンジに、針葉樹の深い緑が混ざり合う紅葉。湖面にも木々の色が映り込み、奥日光らしい落ち着いた景色が広がっていました。
日光旅ナビによると、湯ノ湖は周囲約3km。湖のまわりにはダケカンバなどの広葉樹と、コメツガやウラジロモミなどの針葉樹の原生林があり、10月上旬〜中旬には赤・黄・茶の紅葉が見られます(日光旅ナビ「湯ノ湖」)。目の前の色合いにも納得です。
迫力の竜頭ノ滝に対して、湯ノ湖はゆっくり景色を眺めたい人にぴったりの場所です。
湖岸から、すぐ目の前に湯ノ湖
湖岸まで行くと、すぐ目の前に湯ノ湖。水面の向こうには、色づいた森が広がっていました。
訪れた時間帯は比較的静かで、湖と紅葉をゆっくり眺められる雰囲気でした。湖畔には、硫黄泉が湧く奥日光湯元温泉もあります。
湖のまわりには1周の歩道があり、所要時間は1時間〜1時間半ほど。アップダウンがほとんどないコースです(日光湯元ビジターセンター「ハイキングコース」)。
ただし、環境省の日光湯元ビジターセンターは、ハイキングコースの「お出かけ前に」で、登山道や自然歩道ではペットを連れた散策を控えるよう呼びかけています(日光湯元ビジターセンター「お出かけ前に」)。犬連れで訪れる場合は現地の掲示を確認し、歩道への立ち入りには十分配慮しましょう。
竜頭ノ滝と湯ノ湖、どう楽しむ?
両方を回ってみると、雰囲気はかなり違いました。
| 比べる点 | 竜頭ノ滝 | 湯ノ湖 |
|---|---|---|
| 景色 | 滝+紅葉 | 湖+山の紅葉 |
| 迫力 | ◎ | ○ |
| 写真映え | ◎ | ◎ |
| のんびり散策 | ○ | ◎ |
| 滞在時間 | 短めでも楽しめる | ゆっくりがおすすめ |
※実際に歩いてみた印象です。
迫力と写真映えなら竜頭ノ滝、ゆっくり秋の景色を楽しむなら湯ノ湖、という印象です。
日光宇都宮道路の清滝ICからは、竜頭ノ滝まで約30分、湯ノ湖まで約40分(日光旅ナビ)。同じ道の先にある2カ所なので、紅葉シーズンは竜頭ノ滝→湯ノ湖の順にセットで回るのがおすすめです。
紅葉シーズンは混雑に注意
気をつけたいのが、秋の日光の混雑です。日光市観光協会も、例年紅葉の時期は非常に混雑すると案内しています。
今回訪れた10月19日は月曜日。竜頭ノ滝に着いたのは14時少し前で、駐車場は少し混んでいたものの、空きはありました。奥日光へ上るいろは坂も渋滞はなく、スムーズに走れました。平日だったのが大きかったと思います。
日光旅ナビの混雑対策の特集によると、混みやすいのは紅葉シーズン中の土日(特に10月中旬〜11月中旬)。時間帯は9時〜15時ごろで、紅葉時の土日は17時ごろまで混雑が続くこともあるそうです。紅葉のピークには、平日でも渋滞が起きるとしています。
土日に出かけるなら、観光客が増える9時より前に着くよう、早めに出発するのが安心。日程を選べるなら、平日がねらい目です。出かける前に、日光旅ナビの渋滞・混雑情報で、渋滞予想カレンダーやバスの運行状況をチェックしておきましょう。
ひとことメモ
竜頭ノ滝の遊歩道は、落ち葉がたっぷり積もっていました。雨のあとは滑りやすくなるので、人も犬も足元に気をつけて。散策後に犬の足を拭くタオルがあると安心です。
奥日光の紅葉を見るなら、早めに
訪れた10月19日の奥日光は、ちょうど紅葉の真っ盛り。竜頭ノ滝は赤や黄色の紅葉が広がり、滝と紅葉を一緒に楽しめるタイミングでした。途中の戦場ヶ原も見事な色づきで、湯ノ湖も秋色が広がり始め、湖面と山々の紅葉を一緒に眺められます。
2カ所とも、例年の見頃は10月上旬〜中旬。日光市観光協会の紅葉状況(10月17日時点)では、中禅寺湖・華厳滝で色づきが進み、いろは坂は上段が色づき始めています。紅葉はこれから、標高の低い場所へと下りていきます。奥日光の紅葉を見たい人は、早めに出かけるのがよさそうです。
少し遅れて見頃を迎えるのが、鬼怒川・川治エリアの龍王峡。日光市観光協会の見頃予測は10月下旬〜11月中旬です。9月下旬に小夏と歩いたときの様子は「龍王峡を犬連れで散策」で紹介しています。
竜頭ノ滝・湯ノ湖の基本情報
| 項目 | 竜頭ノ滝 | 湯ノ湖 |
|---|---|---|
| 所在地 | 栃木県日光市中宮祠 | 栃木県日光市湯元 |
| アクセス(車) | 日光宇都宮道路「清滝IC」から約30分 | 日光宇都宮道路「清滝IC」から約40分 |
| アクセス(バス) | JR日光駅・東武日光駅から湯元温泉行きバスで約65分、「竜頭の滝」下車徒歩約2分 | JR日光駅・東武日光駅から湯元温泉行きバスで約85分、「湖畔前」下車すぐ |
| 駐車場 | 竜頭ノ滝上・竜頭ノ滝・竜頭ノ滝下駐車場(いずれも無料)臨時駐車場もあり。紅葉期は混雑 | 湯元本通り北・南・湖畔駐車場など(いずれも無料) |
| 2026年の紅葉 | 10月17日時点で「全体的に最盛期」 | 10月17日時点で「見ごろが始まりました」 |
| 例年の見頃 | 10月上旬〜中旬 | 10月上旬〜中旬 |
| 犬連れ | 公式サイトで「ペット連れにおすすめ」 | 歩道でのペット連れの散策は控えるよう案内日光湯元ビジターセンター。現地の掲示も確認 |
| 湖畔の歩道 | ― | 1周の所要時間は1時間〜1時間半冬季は凍結のため閉鎖 |
| 問い合わせ | 日光市観光協会 0288-22-1525 | 日光湯元ビジターセンター 0288-62-2321 |
| 公式情報 | 日光旅ナビ「竜頭滝」 | 日光旅ナビ「湯ノ湖」 日光湯元ビジターセンター「ハイキングコース」 |
※所在地・アクセス・紅葉状況・見頃・問い合わせ先は日光旅ナビ(日光市観光協会)、駐車場(竜頭ノ滝・湯ノ湖とも)と湯ノ湖1周の所要時間は環境省の日光湯元ビジターセンター(駐車場状況・ハイキングコース)の公式情報によるものです(2026年10月19日確認)。
よくある質問
竜頭ノ滝と湯ノ湖の紅葉の見頃はいつですか?
日光市観光協会の見頃予測では、どちらも10月上旬〜中旬です。2026年は10月17日時点で、竜頭滝が「全体的に最盛期」、湯ノ湖・湯滝が「見ごろが始まりました」となっていました。最新の色づきは、日光旅ナビの紅葉状況で確認できます。
犬連れで行けますか?
竜頭滝は、日光市観光協会の公式サイトで「ペット連れにおすすめ」とされています。一方、湯ノ湖周辺では、日光湯元ビジターセンターが登山道や自然歩道でのペット同伴を控えるよう案内しています。途中の戦場ヶ原でも、環境省がペットの同伴を控えるよう呼びかけています。犬連れの場合は、スポットによって案内が異なる点に注意し、現地の掲示も確認してください。
竜頭ノ滝と湯ノ湖は、1日で両方回れますか?
回れます。日光宇都宮道路の清滝ICから、竜頭ノ滝までは約30分、湯ノ湖までは約40分。同じ道の先にあるので、竜頭ノ滝→湯ノ湖の順に回るとスムーズです。
紅葉シーズンの混雑を避けるコツは?
日光旅ナビによると、紅葉シーズンの土日は9時〜15時ごろが混雑のピークです。早朝や平日に訪れるのがおすすめ。今回は平日(月曜日)の14時少し前に竜頭ノ滝に着きましたが、駐車場には空きがあり、いろは坂も渋滞はありませんでした。出発前に、日光旅ナビの渋滞予想カレンダーもチェックしておきましょう。
犬と一緒に休憩できる場所はありますか?
竜頭ノ滝のすぐそばにある「龍頭之茶屋」は、屋外席と屋内の一部でペット同伴ができます(日光旅ナビのペット連れ観光の特集より)。
まとめ
紅葉と水の流れが目の前に迫る竜頭ノ滝と、湖面の向こうに色づいた森が広がる湯ノ湖。同じ奥日光でも、それぞれ違う秋の景色を楽しめる2カ所でした。
- 竜頭ノ滝は10月17日時点で最盛期。遊歩道からは流れと紅葉を間近に
- 湯ノ湖は10月17日時点で見ごろ始まり。黄・茶・オレンジに針葉樹の緑が混ざる色合い
- 迫力と写真映えなら竜頭ノ滝、ゆっくり景色を楽しむなら湯ノ湖。セットで回るのがおすすめ
- 途中の戦場ヶ原も見事な色づき。ペット同伴は控えるよう案内されています
- 竜頭ノ滝は公式で「ペット連れにおすすめ」。湯ノ湖の歩道は、ペット連れの散策を控えるよう案内あり
- 平日14時前の竜頭ノ滝は駐車場に空きあり、いろは坂も渋滞なし。土日は9時〜15時ごろが混雑のピーク
竜頭ノ滝と湯ノ湖、それぞれ違った表情の奥日光の紅葉を一度に楽しめるコースです。

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