2025年12月2日、栃木県は「令和7(2025)年9月分の景気動向指数(CI)」を発表しました。県内の主要な経済活動を示す「一致指数」は前月比で上昇しました。
栃木県が12月2日に公表した統計によると、景気動向指数の「CI一致指数」は108.2となり、前月から2.3ポイント上昇しました。これは4か月ぶりの上昇となります。指数の上昇に最も影響したのは「鉱工業出荷指数」です。基調判断(※指数の動きから判断される景気の方向性)は「足踏み」とされ、3か月連続で同じ判断となっています。
また、「CI先行指数」も110.7と前月比で2.1ポイント上昇し、3か月ぶりの上昇となりました。「CI遅行指数」は97.4で、前月比1.6ポイント低下しています。先行指数は将来の景気動向を示す指標、遅行指数は雇用や物価など景気変動の後に動く指標です。
これらの指数は、消費・投資・生産など複数の経済指標を合成して景気の動きを数値化したもので、基準年(2020年=100)に対する比較で算出されています。


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