2025年10月末時点のナラ枯れ被害速報値が、栃木県内23市町で計9,702本に上ることが、12月5日付で栃木県環境森林部から発表されました。被害木数は前年と比べて減少しましたが、県内広い範囲で確認されています。今回は新たに芳賀、那珂川、矢板、大田原、那須塩原、高根沢の6市町でも確認された。
栃木県は12月5日、令和7(2025)年度のナラ枯れ被害状況(速報値)を公表しました。10月末時点で、県内23市町においてナラ枯れの被害木合計9,702本が確認されています。昨年度と比較すると被害本数は減少していますが、被害は県内ほぼ全域に及んでいます。
新たに被害が確認された6市町では、飛び地や先端地など被害拡大の懸念がある地点を中心に重点的な防除対策を実施します。県は市町と連携し、被害状況に応じた防除作業や監視活動を進める方針です。また、防除方法の周知や県内外への情報発信を強化し、県民による早期発見・通報の協力を呼びかけています。
県は今後も被害状況の詳細な把握を進め、防除対策の実施と情報提供を継続して行う予定です。


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