足利銀行総研「栃木県経済は横ばい」10月時点データで現状を分析

2025年12月15日、足利銀行総合研究所が「あしぎん経済概況2025年12月号」を公表し、栃木県内経済の現状を報告しました。10月までの統計データを基に、県内の生産・消費・投資などの動きを整理しています。

足利銀行総合研究所は12月上旬に入手可能な最新データ(主に2025年10月分)をもとに、栃木県経済の動向をまとめた2025年12月号を発表しました。

基調判断では、県内経済は前月から横ばいで推移しているとしています。生産活動は鉱工業生産指数が2カ月ぶりに上昇し、食品・飲料・たばこ、電気機械、化学などの業種で上向きの動きがみられました。

一方で住宅投資は減少傾向が続いています。小売業販売額は12カ月連続で前年を上回り、個人消費は堅調です。公共投資は累計で前年を上回るものの、単月の伸びは縮小しました。雇用面では有効求人倍率が前月並みで、人手不足感が一部で強まっています。消費者物価指数は前年同月比で上昇傾向です。

報告書は県内経済の現状を細かく分析し、今後の動向にも注意を促しています。

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